No.52


2022年
1月4日

あわただしく2021年を終えて一息入れたら、
あっという間に2022年が始まりました。

本日1月4日が当院の仕事始め。
さて、年初には今年の仕事上の目標を定めますが、
今年は、「あえて画像診断にこだわる!」
でいこうと思います。

そもそも画像診断は私の好きな分野なので
今までも熱心に取り組んでは来ましたが、
8年ぶりに超音波診断機器を高級機種に入れ替えるので、
今まで以上に適用範囲が広まることが期待できます。

例えばこの新しい機器では、ホッケーのような形状の
高周波術中プローブを関節に適用することで、
今まではレントゲンでしか確認出来なかった関節内の形状を
詳細に観察したり、今まで観察が難しかった胃の入口(噴門部)
の病変を確実にとらえることが可能になります。

また、新たな技術の導入で、肝臓などの組織を診るだけでなく、
その硬さの変化も色分けで観察できるようになります。

ところで肝心の新機器導入は、
コロナの影響による世界的な半導体不足から遅れに遅れ、
なんと1月下旬から2月上旬とのこと。

まだまだコロナの影響は続きそうです。

2月11日
今年は寒いけど、雪は少ないな〜、と思っていたら、
昨日、やっぱり降られちゃった。 (+_+)

朝6時半、雪かき後の病院の入口はこんな感じです。↓




同じく朝の6時半、病院側からみた駐車場方面はこんな感じ。↓



外気温マイナス4℃にもかかわらず、
なぜか薄っすらと霧が出てくるという
軽井沢ならではの、なんとも不思議な光景。

雪かきがしんどいなあ、春が待ち遠しいなあ、
と思うことも多々あるけれど、
個人的には冬の軽井沢、好きです。

2月〇日
今年の干支は寅ですが、
実は以前病院で「トラの子」を預かったことがあります。

まだミルクを飲んでいたので多分生後2ヶ月くらい、体重も
7kg前後だったと思います。

某TV局を通じての依頼でしたが、子トラとはいえ猛獣ですから、
重厚な二重鍵付きの、ものすごく堅牢な檻に入れられて預かりました。

朝専任スタッフがこの子トラに哺乳瓶でミルクを与えていましたが、
ガウガウと猛獣らしく唸り声をあげて飲んでいたことを
まるで昨日のことのように、鮮明に思い出します。




ちなみに私が一番好きなトラの絵は、伊藤若冲の虎図です。
この有名な虎 図を見ていると、
きっと若冲も動物が好きだったんだろうな〜、と思えてきます。
ご存じない方、ぜひググってみてください。
きっと伊藤若冲の魅力にハマると思います。

2月〇日
病院周囲の小鳥たち、
この時期、雪が降ってしまうと
食べ物を見つけるのにも苦労しているみたいで、
以前整形用レジンで樋に張り付けた手製の餌代に
ひまわりの種を入れておくと、列をなしてやって来ます。

自宅二階の窓から観察出来て、とっても和みますよ〜。!(^^)!





2月〇日
近くの矢ケ崎公園を散歩していた,ら
なぜかカモが2羽ついてきた。

エサでももらえると思ったのかな?




4月〇日
マンチカンの可愛い子猫がやってきた。
今日は予定通り去勢手術を行いました。

姿かたちも可愛いけど、性格も甘えん坊で
とっても人懐こいんです。

下の画像は手術直後のものになりますが、
まだ少し眠そう。



術前のぱっちりした顔も写真におさめておけば
良かったなあ。

4月〇日
今日はキャバリアのきーちゃんがやってきた。
まだ3ヶ月ちょいの仔犬で、今日はワクチン接種です。

当初機嫌よかったのに、注射した途端に、
いきなりテンション下がりまくり〜〜〜(T_T)

抱っこして、あやして、何とか落ち着きました。
仔犬はやっぱりかわいいし、気持ちが和みますね。

6月1日
一部マスコミでも報道されておりますが、
本日から [改正動物愛護管理法] が施行されます。

ペットショップやブリーダー等の業者においては、
マイクロチップの装着と登録が「義務」となりますが、

一方、現在一般家庭(愛犬家、愛猫家)のもとで暮らす
わんこやにゃんこに関しましては、
マイクロチップ装着はあくまで「努力義務」です。

ただし、任意で装着した場合であっても、
一旦装着したら、環境省への登録が義務付けられます。

この新しい制度の趣旨は理解できますが、
実際の手続きはかなり煩雑であり注意が必要!

今後マイクロチップ装着を希望される飼い主さんや、
詳細が知りたい方は下記サイトを参考にしてください。


 環境省の説明サイトへGO!

7月〇日
今日は私のお気に入りにゃんこのふーちゃんがやってきた。
これからワクチンを接種ですが、見ての通りご機嫌です(^^)/

数年前子宮蓄膿症を患ったことがあり(=手術で卵巣も切除)、
今ではこのように少し太ってしまいました。

性格美人でかわいいにゃんこです。



7月〇日
最近ノートPCの調子が悪く、ネットでいろいろ調べてみると、
どうやらハードディスクが劣化しているみたい。
また、メモリも仕事で使うソフトには十分な容量ではないみたい。

たまたまyoutube覗いたら、うちと同じノートPCで同じ症状に
遭遇して治している動画を見つけたので、私もこれを参考に、
HDから作成したクローンSSDへの換装とメモリの増設を目的に
ノートPCの開腹手術(=改造)をすることにしました。

今の時代、GOOGLEやYOUTUBEなどで情報を集めたら、
私のような素人でもノートPCの修理ができるんですね。
便利な時代です。

半日かけて修理を終えた感想は、
「普段の開腹(外科)に比べたら、思ったよりも楽な作業だった。」
「手術同様、事前の準備が大切!」
「手術同様、道具は大事!」

いろいろな意味で勉強になった1日でした。




7月〇日
今日はボーダーコリーのパルちゃんが避妊手術にやってきた。

朝の食事抜きでやってきたんですが、ご機嫌です。
術前検査で採血されても、ご機嫌です。
どこまでもご機嫌でかわいいわんこです。

ちなみに下は麻酔から覚めた直後のパルちゃんです。(^^)/
目覚めたら何だか知らない場所にいたって感じで、
機嫌はいいけど、部屋ではやや不安そうでした。


8 月〇日
異物摂取のわんこやにゃんこを立て続けに診ました。

対応は、飲み込んだモノによってさまざま。
鋭利なものでなければ催吐処置になりますが、
催吐に反応しないケースや、食道を傷つける可能性があれば、
安全性を考慮して内視鏡の適用になります。

催吐処置に際して使用可能な薬剤は国内では限られますが、
欧米には、注射以外に点眼液で吐かせるタイプもあります。
点眼した薬剤を眼結膜から吸収させて全身循環にのせて、
最終的にCTZ(嘔吐中枢)を刺激するという仕組みらしい。
この発想が凄いと思う。

ただし結構高額なこともあり、国内で輸入して使われる先生は
かなりの少数派みたい。
国内で認可されたら私も使ってみたいなあ〜、と思いますが。

一方、内視鏡操作での異物摘出は、誤解を恐れず例えるなら
ゲームセンターのUFOキャッチャーにも似て、
条件さえそろえば難儀することは少ないと思います。
ただ、動物の場合、全身麻酔が前提となりますから、
「万全の麻酔管理」こそが「安全な内視鏡操作」のキモになります。




というわけで、異物摘出にはさまざまなリスクを伴います。
わんこ、にゃんこのそばには飲み込まれそうなものは
置かないようにしてください。


なお、内視鏡を含む当院医療機器の紹介ページを
更新しました。興味のある方はこちらもご覧ください。
→i医療機器を見に行く

※この日誌に登場するわんこ・にゃんこは基本的に仮名です。