No.20

  12月 ×日(曇)
       
今年もりーちゃんに色々な方からX’masプレゼントを頂きました。
ギブリママからは美味しそうなケーキとネックローストを、アメリカにいるチャーリーママからからは可愛いお洋服やワンコ用食器など。東京のママちゃん(=妻の母)からはコートをetc・・・。もしかしたら人間のワタシと同じくらいもらってるかも。「これも看板犬の役得ね!」とりーちゃん。写真はケーキの包みを前に早く開けて欲しがっているりーちゃんです。皆様も楽しいX’masを!

  12月 ×日(曇)
       
今年も残すところあとわずか。今日は妻のお気に入りレストラン無彩庵にて「メリークリスマス会&忘年会」を開催、スタッフを招待しました。このお店は名店エルミタージュドゥタムラのセカンド店。本店も素晴らしいお味ですがコースを全て食べ終わるのが優に3時間を超えるため、多忙なワタクシはなかなか訪れるチャンスに恵まれません。かたや無彩庵は時間的にもお値段的にも気軽に楽しめる内容になっています。いつもは魚かお肉を選ぶプリフィクススタイルですが、クリスマス期間は両方出るフルコース。どのお皿も新鮮な野菜がたっぷりだし、前菜からデザートまで全部美味しい!
軽井沢に住んでいても仕事に縛られてなかなか外出が出来ないのですが、近くに気軽に行ける美味しいレストランがあると嬉しいです。
  12月 ×日(晴)
       
このところ年末バテ防止のため、美食が続いています。今夜はきよみずでふぐ会席です。軽井沢の和食の名店きよみずは、何を選んでも美味しいお料理ばかりですが、ふぐのお味も素晴らしいのだ!天然モノのふぐを使ったコースは、東京の有名店で食べるよりはるかに美味しいしリーズナブル!ふぐ刺しに始まって、ふぐの茶碗蒸し、白子の天麩羅(天然モノには白子入りって少ないんだそうです)、ふぐちり、、ふぐのから揚げetcどれもしっかりした味わいがあって実に美味しい!鍋の後に、店のご主人自らが仕上げてくれる雑炊も絶品です。ワタシはこれを食べないと、一年を締めくくれないのだ。
12月 25日(曇) 朝から難産の急患でてんやわんや。ボストンテリアのこはるちゃん、早朝からなんとか第1仔は自力で分娩したものの、その後が続かず、まだおなかの中には4匹残っている状態。どうやら胎仔(第2仔)が過大で骨盤腔を通りそうもありません。全身状態を見極めつつ帝王切開に踏み切りました。もちろん全頭元気よく取り上げることが出来ました。帝王切開術は個人的には得意な手術ですが、それでも無事終了するとほっとします。クリスマスに産まれたみんな、元気に育ってね。

画像は、まだ麻酔が残っていてボーっとしながらも、懸命に仔犬を世話する、こはるちゃん。えらいね!
  12月 ×日(曇)
       
ここにきて、補液剤が不足気味!とくに当院で汎用しているソルデム3Aは人体用であり、ノロウイルスの患者さんの治療に使われるため、全国的に品薄状態がつづいているとか。動物病院は動物用医薬品に加えて人体用医薬品も結構な量扱うので、ノロウイルスの流行も他人事ではないのだ。
  12月 29日(雪)
       
今年の仕事もあと1日、30日をもって終了します。振り返ってみると、2006年は本当に本当に忙しい年でした。11月中頃には過労でダウンして4日ほど寝込みましたが、それ以外では健康を害することもなく自分自身納得のいく仕事が出来たと自負しております。
皆様、よいお年をお迎えください!
新年は1月5日が仕事始めとなります。
  2007年
   1月 1日(晴)
       
りーちゃんに美味しいわんこおせちが届きました。あまりの美しさにりーちゃんにあげるのがちょっともったいないくらい正直言って私が食べたいところ。
でも、もちろんりーちゃんにあげましたよ。(^O^)/

今年も看板犬として頑張ってね!
   1月 ×日(晴)
       
新年早々マッサージに行きました。いつもは軽井沢駅前の軽井沢ハンズに行くのですが、今回は知る人ぞ知る”火炎マッサージ”を得意とするお店にGO!リンパの流れに沿ったマッサージの後、タオルを背中に敷いて薬液を塗布、いよいよ火による火炎マッサージ。写真を見るとかなり驚きますが、この最中はとっても気持ちよく腰痛が劇的に回復。要はお灸の拡大エリアバージョンといったところでしょうか。

終ってみると体が軽くなって絶好調!!!
よし、今年もがんばろう!\(~o~)/
   1月 5日(晴)
       
今日から仕事始め。本日は予約診療だけなので心理的に楽です。予定よりも早く仕事が終えられたので、久しぶりに読書にいそしむ。途中になっていた「ライオンと蜘蛛の巣」「インテリジェンス、武器なき戦争」を読破。前者は最近そのスジで売れっ子の手嶋龍一氏の著作。一方後者はその手嶋氏と”外務省のラスプーチン”こと佐藤優の共著。いずれも異色の内容で結構面白い。
二人とも顔と書く内容にギャップがあって、特に手嶋氏はNHK特派員時代からいつも眠たい顔していますが(失礼)、人間見た目だけじゃわからないとつくづく思い知らされました。^_^;
   1月 12日(晴)
       
朝刊一面トップにツボカビ発生の報。従来日本にはないと言われていただけにビックリ!これが事実だとすると国内の動物生態系を根本から変えてしまうほどの危険な感染症。取り返しのつかない”究極の環境破壊”がおこらなければいいけど・・・。

ツボカビについて知りたい方、click here⇒

もっと知りたい方は下記にアクセスしてください。


日本獣医病理学会/日本獣医病理学専門家協会
http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/byouri/JSVPJCVP/index.html
(社)日本獣医学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/index.html
麻布大学 
http://www.azabu-u.ac.jp/
WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/chyt2007/
   1月 ×日(曇)
       
高齢の動物が増えているせいか、これに伴い最近はホルタ−心電計を使用するケースがとても増えています。このホルター心電図検査では、従来の心電図検査が15〜20分の短時間で実施されるのに比べて24時間というかなり長時間の検査になりますが、その分異常心電図を欠落なく確実に記録出来、特に深夜から早朝に現れやすい不整脈(犬の不整脈ほとんどはこれに該当)の診断には極めて効果的。写真のりーちゃんのように特製ベストを1日24時間着用するだけでOK!高齢犬で疲れやすい、急に座り込むことがある(失神)、夜になるとふらつく等の症状が気になるときは、この検査オススメです。



ところで現在当院で使用している解析ソフトは最新バージョンであり、そもそもヒトの循環器内科専門医向け。従来の基本的解析機能に加え、なんと記録された心電図から睡眠を3次元でとらえる(グラフで立体的に表現する)という驚くべき機能があります。これはヒトの睡眠時無呼吸症候群の解析過程で開発されたすぐれもの。ソフト開発技術者によれば社運をかけて開発したとか。この機能をはたして犬に活用できるのか否か、そもそも犬に睡眠時無呼吸症候群があるのか否か、う〜ん、興味深いところです。
   1月 ×日(曇)
       
「肉を切らせて骨を断つ」ということわざがありますが、実は「骨だけ切って肉は切らない(切れない)」という外科用ノコギリがあります。不思議でしょ?私は膝の手術などではこれを日常的に使いますが、意外なことにこちらが考えるほど複雑なつくりではなく、振動波を応用したわりと単純な構造。元来ヒトの口腔外科用なだけに意外なほど小型。使うたびにいつも思うのですが、この発想が独創的でじつに素晴らしい。現在日本国内では医療機器には特許は認められませんが、一方米国では申請を受けてこれを特許として認めているそうです。う〜〜ん、ニッポンの製造業、さすがです。
   1月 ×日(曇)
       
今日は佐久市岩村田にある”エビス茶屋”に行ってきた。知る人ぞ知る美味しいお好み焼きの店であり、関西出身の知人にして「本場大阪以上に大阪的」と言わしめた超極上の味付け。しかも”お手ごろ価格”とはうれしいじゃありませんか!!!適度に店内が雑然(!)としているのもいいし、お客さんがジャージ姿でわいわい食べているのもとってもいいですね。ご主人とても親切なのでまた行こうかな。
   1月 27日(晴)
       
今日明日は軽井沢の氷祭りなのだ。夕方からは毎年恒例たいまつ滑走と冬花火大会がありました。プリンススキー場のゲレンデには、たいまつ(でも去年あたりから本物の火ではなくなったみたい。煙も出ないし、色も何色もあるから。)を持ったスキーヤーが、何十人も一斉に滑走します。途中からは2方向に分かれて滑るので下から見ていると大変キレイ。冬花火大会は矢ケ崎公園で開催されますが、空気が澄んでいてこれまた大変キレイ。夏に同公園で行われる花火大会は何故か天気に恵まれないことが多いので、個人的にはこの冬花火大会がおすすめ。
ちなみに当院看板犬りーちゃんは花火の音にもまったく動じず、グーグー寝ていました。大物です。
   2月 ×日
  (晴のち雪
    のち晴)    
今日は休診日。久々に入院している子も預かりの子もいません。「そういえばもらったチケットがあったっけ。」と思い出し、急遽スキーに行くことにしました。当院からプリンススキー場までは車でわずか5分!思い立ってから30分後には、もうリフトに乗っていました。ゲレンデからは浅間山や八ヶ岳、北アルプスまで見えて気分爽快です。
ちなみにゲレンデの至る所から当院が見えます。
そして当院2階の自宅リビングからはゲレンデが見えます。
一番よく見えるスラロームバーンゲレンデから、家でお留守番しているりーちゃん(もちろん代理の人間ですが)に電話をすると、お互いがちゃんと確認できるのです!
これってちょっと楽しいです。
   2月×日(晴)
       
興味深い学会(JAHA主催)があったので大阪まで行ってきました。講師はコロラド州立大学獣医学部の準教授であり、かつ救急救命のスペシャリスト。講義はもちろん実技も大変充実しており、「遠路はるばる参加してよかったなー」、と思いました。
でもさすがに軽井沢〜大阪間(約1000km)をクルマで往復するのは疲れました。昨年11月に大阪で開催された学会出席の際には新幹線でしたが、やっぱり大阪までの長距離の移動は新幹線がラクかも。
ところで講師の先生はフィアンセとともに来日しており、実習にはフィアンセも参加していました(もちろん獣医師)。ちなみにご主人は小動物(犬や猫)が専門ですが、なんとフィアンセは大動物(馬や牛)が専門とか。逆のパターンなら日本でもお目にかかりますが、さすが米国、体力勝負の大動物の世界でも女性が活躍しているんですね