動物病院での業務の一部をお見せします。
心臓の弱い方は見ないほうがいいかも・・・。


もっとも一般的な吸入麻酔器。写真の中央にある長いホース(F回路といいます)が、麻酔中の動物の肺に適切な濃度の麻酔ガス(フォーレン)や生命活動に不可欠な酸素を正確に送り続けます。なお、中央の四角の箱は人工呼吸器です。
麻酔中のゴン(ビーグル犬)。赤緑黄のカラフルなコードは心電図モニター、舌のクリップはパルスオキシメーター、気管チューブに繋がる細いチュ−ブ(写真右端)はカプトグラムへとそれぞれつながっており、生体の状況をリアルタイムでモニターしているところ。
上記で紹介した生体モニターの本体。安全な麻酔には絶対欠くことの出来ない機器です。大きさや形はどこの家庭でもおなじみの電子レンジによく似ていますが、価格は電子レンジの数百倍はするシロモノ。それだけにいい仕事しますよ〜〜〜\(~o~)/
デジタル超音波診断装置。エックス線のように被爆することなく、またおなかを切らなくても臓器の状態をある程度把握できるスグレモノです。ただし、探子(プローブ)の周波数設定の関係上、超大型犬など、より深いエリアの探査は十分ではありません。どんなに優れた機器にもウィークポイントはあるんですね。
わんこのおなかの中です(腹腔内)。若くて全身状態も良好なので、消化管はきれいなピンク色です。
EX1-1)消化器疾患
捻転した大腸。発症してから半日も経過してしまったので大量のガスを発生してどす黒く変色しています(上記と比較)。ねじれた大腸はほとんど壊死しており、このようなケースでは患部の広範な切除しかすべはありません。手術と共に血ガスや電解質バランスを補正したりしなければならないので結構大変でした。
EX1-2)消化器疾患
AUTO-SUTURE(自動縫合器)
手術の過程で切断された腸管の断端同士を速やかに縫合する道具です。従来の手による縫合と比べ著しく手術時間が短縮され、画期的。ただし、人体用を転用しているので大型犬にしか使えません。 
EX2-1)骨折の診断

交通事故による右大腿骨の骨折。骨折だけで済んだのは不幸中の幸いか?
EX2-2)骨折の治療

上記のレントゲン写真と同一症例。整形外科用の特殊なワイヤーとピンにより整復しているところです。実際の骨折の整復手術はどことなく大工さんの仕事に似てるかな。

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