マイクロチップ装着のススメ

当院は、長野県獣医師会会員の開設する診療施設では、
「県内唯一のISO準拠マイクロチップ完全対応病院」です。

<検疫について>

2004年11月6日より、'新しい動物検疫制度'がスタートします。新制度のもとでは、
到着する動物たちと「輸出国政府機関の発行する証明書」の照会を行う方法として、
国際標準化機構(ISO)規格に適するマイクロチップによる個体識別法を採用しました。
今後海外に愛犬や愛猫を伴って出国される際には、マイクロチップ装着は必須です。
以下参考までに、当院で行われているマイクロチップ装着の概略を簡単に示しました。


<究極の迷子対策として>

マイクロチップを事前に注入しておけば、不幸にして迷子になった時や、大規模災害等
による混乱の中においても、確実に動物と飼い主さんとを結びつけることが出来ます。

従来の迷子札に比べ、'電子の迷子札'では、より安全・確実・迅速な対応が可能です。
マイクロチップに含まれる15ケタの番号は、世界でたったひとつの個体識別番号です。

まずはマイクロチップインプランター(左画像)
を準備します。日本国内でもいくつかの規格
がありますが、当院では最もメジャーであり、
なおかつISOに準拠したデータマース社製品
を採用しています(東京都獣医師会推奨)。

実際の使用は注射と同じ要領です。ただし、
針が太いので(18Gくらい)、通常の皮下注射
よりは多少痛いかも。(ToT)/~~~ 
マイクロチップリーダーです。動物に適用する
前と適用後にきちんと読み取れるかどうか、
チップに不具合(エラー)がないかどうかの
確認に使用します。また成田空港等動物の
検疫所でも個体識別をする目的で常備されて
います。
装着後は日本総研もしくは獣医師会の運営
する日本動物保護管理協会のいずれかに
登録します。その際、登録先が異なっても、
迷子犬などの捜索時には各社データの照会
をするので現段階で支障はないとのこと。

ちなみに当院では後者の動物保護管理協会
(略称AIPO)への登録になります。
<2004/11/06より検疫体制が変わりました>

マイクロチップを装着したうえで狂犬病注射を
受け、さらに狂犬病の抗体が一定レベル以上
であることが農水省指定機関で証明されると、
空港での繋留が著しく短縮され、飼い主さん
はもちろん動物達も入国時のストレスから開放
されます。

(当院が利用している英国の検査機関)
農水省の指定する狂犬病ワクチンの抗体を
検査する、在英の国際的な検査機関。
残念ながらまだ日本国内には政府の認める
狂犬病予防ワクチンの抗体検査機関があり
ません。ココ以外にも6ケ所が指定を受けて
いますが、いずれも海外に存在しています。

※その後国内にも政府認定の検査機関が
 誕生しました(2005年)。ただし欧米の機関
 にくらべ、検査費用がかなり高額なので、
 当院は国内検査機関を利用していません。

もっと詳しく知りたい方は、農水省検疫所のHPへアクセスしてください。

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